私がリンパマッサージをする時に心がけていることがあります。
それは、
絶対に皮膚をひっぱったり、擦ったりしない。
よくマッサージの動画などに、脂肪を思いっきり掴んで絞るようにマッサージしたり、皮膚が真っ赤になるほど強くゴリゴリと擦ったりしているものがありますが・・・
それを続けると、皮膚が伸びてしまうおそれがあるのです(>_<)
ただでさえ皮下脂肪がついて太くなってしまっている部位です。
皮下脂肪の増加で皮膚が伸びると戻るのにしばらく時間がかかるのに、追い打ちのように皮膚を伸ばすようにマッサージするのはほんとに危険です(>_<)
お肌の中はこうなっている
以前、私は小顔マッサージで失敗してしまった経験から(→ 過去の記事☆)、いま一度、皮膚がどのように作られているか、リンパ官はどこにあるか、調べてみました。
私たちが目にする皮膚は、角質層といって、新陳代謝しながら一番最後に剥がれる寸前の層です。
その薄さはラップ1枚ほどです。
例え、この角質層をゴシゴシと擦っても、恐らく剥がれ落ちるだけで損傷はないのですが、強く力を込めて皮膚を擦ったり引っ張ったりすると、角質層がある「表皮」の更に奥にある「真皮」、まさその更に奥の「皮下組織」までダメージが及んでしまい、お肌のたるみを引き起こしてしまうとのこと。
そして、その皮膚のすぐ近くにある血管のすぐ側を、リンパが流れています。
リンパ管って意外と表面にあるんです。
なので、リンパマッサージは優しく撫でるだけでもOKなのです。
繰り返しますが、ただでさえ、一度太って皮膚がゆるんでいるのに、更なる追討ちのようにマッサージでも皮膚をたるませるような事態になったら・・・
ほんと考えるだけでコワイですよね(>_<)
例えはちょっと微妙かもしれませんが・・・ お料理をする時、
お肉を柔らかくするために揉んだりしますよね?
そうするとお肉が柔らかくなって、伸びますよね?
そして、元に戻ることはないですよね?
早く細くしたいからと焦ってしまう気持ちは痛いほど分かります!
でも、それをやってしまうと、だる~んとハリのないお肌になってしまいますよ(>_<)
そうなる前に、リンパマッサージをするときは、必ず、
・お肌の摩擦を最低限にするために、オイルやクリームをつける
・オイル等でベタベタするのが嫌だったら、お風呂でボディソープなどで滑りをよくする
・マッサージローラーなどの皮膚を擦らないものを使う
このうちのどれかでマッサージされることを強くおすすめします(>_<)
太ももや二の腕、おなかやお尻など、普段服で隠れている部位の皮膚はほんとに柔らかくて繊細で、そして、紫外線が当たらない部位なので一番透明感があって綺麗なお肌なのです。
そんな綺麗なところをグイグイと引っ張ったり掴んで伸ばしたり、ゴリゴリとマッサージしてしまっては、ほんともったいないです!
ぜひ、優し~~~くマッサージしてみてくださいね(>_<)
脂肪は強く揉まなくても、強く擦らなくても、皮下脂肪のほぐし方を理解し、正しいリンパの流れに沿ってマッサージすれば、老廃物はきちんと流れてくれます。
お肌はやった分だけ、返ってきます。
雑に適当に扱うと、どんどんハリも潤いもないお肌になってしまいます。
逆に、丁寧に優しくケアした分、今までにない透明感やふっくら感が出ます。
お肌すべすべ♡
お肌キレイだね♡
そう自分でも思いたいし、大事な人からもそう言われたいですよね♡
夏は暑いので汗をかいたりしてお肌が潤っているように見えますが、実は乾燥していたりします。
お風呂上りに、ボディクリームがめんどうな方は化粧水でもつけて、お肌を潤してみてくださいね!
それでは、この記事が少しでもみなさまのお役に立てますように♡
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